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国が違えばこんなに違う?海外育児事情
育児に奮闘しているママやパパは、私たち日本人だけではありません。
日本独特の育児法があるように、他国でも様々な育児の方法が存在しています。海外のママやパパはどのように育児を行っているのでしょうか。日本との違いやその国の育児法をのぞいてみましょう。
イギリス
イクメン先進国は男性育児休暇取得率60%を誇るイギリス

イギリスは共働きする夫婦が非常に多い国です。
そのためイギリスの法律では1年以上勤務している夫婦(夫と妻両方)に子供が5歳になるまでに13週間の育児休暇を取得することが出来ると定められています。
そのため、男性の育児休暇取得率は約60%。日本人男性の2%と比較すると大きな差があるのが見てわかりますね。
イギリスでは男性が育児に積極的に参加するのは当たり前とされており、子供の学校への送り迎えやお風呂に入れる、本の読み聞かせなどは「パパ」の仕事として育児を分担しているようです。
育児を分担することで子供とパパ、家族とパパの絆も深まっていくのです。
日本でももっと男性の育児が認められるようになると良いですね。
「子供は悪魔」と思って幼い頃から厳しく育てる
「大人になってから恥じないよう、幼い頃から守らなければならない社会のルールを教えるのが親の務め」と、多くのイギリス人は考えているようです。親が子供に与える最高の財産は「教養」と考える人がいると聞きますが、これはその概念によく似ています。
子供が大人になって恥じたり後悔することのないよう、親が子供を厳しく育てることは親から子への大切なプレゼントかもしれません。 いつか子供が大人になったら、社会のルールやマナーをしっかりと教え込まれた上で、社会に送り出されたことのありがたさを知る日が来るでしょう。
フランス
「泣いてばかりはだめ!」が赤ちゃんに対する愛情

赤ちゃんが泣いたらオムツのチェック、お腹が空いているのかチェックしますね。ここまでは日本と同じです。
しかしここからがフランス流。そのどちらでもない場合、ただ泣いているだけだったらそのままにしておきます。あやしもせず、抱き上げたりもしません。
一見冷たいようですが、これが忍耐のトレーニングの1つになるのです。
フランスの人々は自分をコントロールすることに人生の楽しみの基本を感じているようです。そのためのトレーニングが我慢する気持ちや耐えることを学ぶことなのです。このような愛情の形もあるのですね。
夫婦の時間を大切にする子育て
子供が産まれたら「最優先は子供」となりがちですね。しかしそれでは慣れない育児でストレスを抱え込んだり、イライラしたり、寝不足になったりとママやパパにとって良い環境とは言えません。フランスでは、夫婦の時間を大切にする子育てが主流です。
例えば、赤ちゃんでも夜は添い寝はせず、ベビーベッドに入れて「おやすみ!」とするのが当たり前。赤ちゃんもだんだんとその環境に慣れていき、すぐに1人で寝られるようになります。夜はぐっすり夫婦だけでゆったりとした時間の中で眠りにつくことが出来るのです。
また、子供をベビーシッターに預けて夫婦だけで食事へ行ったり映画を観たりという時間も必要です。心身共にリラックス出来て育児にも余裕が持てるようになります。イライラしながら子供の世話をするよりも素晴らしい笑顔で子供に向き合う方が子供にとっても最善です。
アメリカ
子供への虐待について非常に厳しい

「ペチンするよ!」などしつけの一環としてこのようなことを親が子供に向かって言っている光景を目にしたことはあるのではないでしょうか。実はアメリカでは親が子供に対して叩く等の行為を行うと警察に通報されることがあるのです。
アメリカは虐待に非常に厳しい国です。
しつけの一環だからと軽く叩くだけでもそれは虐待と見なされ、警察に通報されてしまうのです。
また、大人の裸を子供に見せることも虐待の1つとして考えられているため、アメリカでは親が子供とお風呂に入ることはありません。州によって異なりますが、アメリカでは小学生以下の子供を家に1人にすることは違法とされています。
そのためアメリカではベビーシッターを雇うのが主流なのです。
会社や企業はワーキングママを応援している
アメリカはワーキングママにとって子育てをしやすい国の1つだと言えます。女性が男性と同等の立場で働く環境を得ることの出来るアメリカでは、ワーキングママへの理解と協力があり、仕事と育児を両立させられるようになっています。
例えば、子供が熱を出したり病気をしたときに有給を使って早退したり、子供の発表会や学校の行事などにも事前に申請していれば簡単に取れる、などの理解があり、子供を見てくれる人がいないから仕事中でもオフィスの机の横で待たせたり、夏休み中の子供を職場に連れてきて仕事したり、と協力してくれる会社が多く存在します。日本では考えられないことですが、アメリカではこのようなことが日常的に起こっています。日本でもアメリカのように育児への理解や協力が簡単に得られるようになる日がくることを願います。
ドイツ
ドイツでは赤ちゃんのときから1人で眠る訓練を

「赤ちゃんのときから1人で寝るなんて!」と驚く方もいるかもしれません。しかし、それが普通な国は多くあります。
ドイツでは特に子供の権利を優先し、子供でも1人の個人として考えているため、赤ちゃんだからと甘やかしたりはせずに幼い頃から1人で生きていく力を養えるような環境が与えられているようです。
生後間もない頃からベビーベッドで寝るようになり、泣いてもすぐにあやしたり抱き上げないことが良いとされています。
足や耳を出さないよう細心の注意を払う
寒い国ドイツでは昔から子供の身体の最先端である頭・耳・足を防寒する風習があります。
そのため、家の中でさえも赤ちゃんを裸足には絶対にしません。「風邪は耳から」と言われており、中耳炎や風邪を予防するために完全防寒をするのだというのです。出かける際、赤ちゃんは本当に暖かそうな格好で外に出ます。夏でも裸足でいる赤ちゃんはいないようです。ドイツの人々は衛生面からも赤ちゃんに愛情を注いでいるのですね。
イタリア
「愛情たっぷり!褒めて育てる!」が子育てのモットー!

イタリア人はユーモアと愛で溢れていて温かな人々、というイメージが皆様にはあるのではないでしょうか。
なぜイタリアの人々は陽気で愛が溢れているように感じるのでしょうか。それには育児法に秘密があるのかもしれません。
街中でも赤ちゃんや子供たちにキスの嵐を送り、ぎゅっと抱きしめ、「なんて可愛いの!」と溢れんばかりの愛情を注ぎこむ大人たち、イタリアではこれが普通なのです。褒めて愛して見せびらかす、というのがイタリアの子育ての極意なのです。
そのため、イタリアの子供たちは「自分は素晴らしい!」と自覚するようになり、自己肯定感の強い子が育つのです。これによってイタリアの陽気で楽しく愛に溢れている人々として大人になっていくのです。
子供を愛する国民性
先ほど説明した愛をたくさん注いでくれる大人はパパ・ママや親族だけではありません。街で出会った人々からも赤ちゃんや子供たちは愛情を受けます。通りすがりの人でも、お店の店員さんでも、電車に乗り合わせた人でさえも「愛らしい子ね」と声をかけてくれます。
イタリアは子供を愛する国、そのため国全体が子供に愛をささげているのです。国中で子育てのサポートをしていると言っても過言ではありませんね。
いかがでしたでしょうか。
国が違えばこんなに違うんだ!と驚かれた方も多いのではないでしょうか。
世界の子育て事情に目を向けてみると日本での子育ての常識を覆されます。
様々な育児法があるのだと興味を持ちますよね。
育児で悩んだとき、または挫折しそうになるとき、世界のパパ・ママが頑張っている姿を思い描き、他国の育児法も取り入れてみると違う視点から育児の楽しさを発見出来るかもしれません。